「人生変わるかも」って言われて、変わりたいって思った
「私の人生、これでよかったのかな」
そう思ってた私が、ある日ふと言われた言葉で、人生が動き出しました。
0歳と2歳の子を育てながら、
保育園の給食室でパートをしてた頃の話です。
ある日、園長先生にこんなことを言われました。
「保育士の資格取ってみたら?人生変わるわよ」
正直、その時の私は、
資格とか勉強とか、それどころじゃない毎日で。
だけどその一言が、じわっと胸に残って離れなかった。
「ほんとに変わるのかな」
「でも、何か変えたい」
そう思って、気づいたら、参考書をポチってました。
子どもが寝たあと、ちょっとだけ。そんな勉強のスタート
保育士試験って、筆記だけでも9科目あって、めちゃくちゃ範囲広いんです。
しかも内容はほぼ暗記。ぜんぶ覚えないと点が取れない。
だから私は、とにかく隙間時間を使うことにしました。
- 洗い物しながらYouTubeで用語を聞く
- 車の運転中に、語呂合わせをつぶやく
- 子どもが寝たあと、10分だけ勉強して寝る
完璧にはできないけど、「やれる分だけやる」。
それが当時の私にできる、精一杯のやり方でした。
あの頃の私に比べたら、今の私は強い
思い返せば、高校時代はまさに暗黒の青春でした。
スパルタ進学クラスで、毎朝早くから「朝課外」があって、
授業は8時間、特に数学が3時間も続く日なんて頭がショート寸前。
「もう無理。詰め込みすぎて何も入ってこない…」
そんな日が何度もあったなぁ。
でも今、資格の勉強でちょっと疲れたとき、
ふとその頃の自分を思い出してこう思うようにしてます。
「あれに比べたら、このくらい全然いける!」
無理やりでも、ちょっと笑えてくるくらいの自信が出てくるから不思議。
疲れてても、自分のために動いてるって感覚がうれしかった
もちろん、うまくいかない日もいっぱいありました。
ぐずられて、ノートも開けずに終わる日。
眠すぎて、動画流しながら寝落ちした日。
でも、ちょっとでも進めた日は、ほんの少し自分を誇らしく思えたんです。
「ちゃんとできてないかもしれないけど、私は今、自分の人生のために動いてる」って。
それが、なんだか嬉しかった。
子育てにイライラしがちだった私が、勉強を通して自分と向き合うことで
少しづつ気持ちが安定してきたのを覚えています。
あの日の一言が、私の背中を押してくれた
「資格取ったら、人生変わるかもよ」
あのとき、園長先生がふと言ってくれたそのひとことがなかったら、
私、きっとまだ何も始めてなかったと思います。
勉強して、ちょっとずつでも前に進んでるって感じられるようになって、
「あ、自分の人生、自分でちゃんと歩いてるかも」って思えるようになったんです。
そして今は、「行政書士」っていう、またちょっと手ごわそうな資格に挑戦中。
あのとき、ほんの少し勇気を出して、一歩踏み出してみた。
たったそれだけで、こんなふうに変われるなんて思ってもいませんでした。
大きな転機って、そのときは意外と気づかないけど、
後から思い返すと「あれが始まりだったんだなぁ」って、しみじみ感じるものなんですね。
これからもこのブログで、
勉強や、仕事のこと、子どものこと、
そして、たまにヘトヘトになってる私のことも書いていこうと思ってます。
次回は「保育士実技試験の選び方」について書く予定です。
読んでくれてありがとうございます。
同じように何かに挑戦しようとしてるあなたに、
少しでも届いたら嬉しいです。
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