保育士実技試験の選び方!私が造形と言語を選んだ理由

保育士の実技試験って、どんな内容かご存じですか?
筆記を通過した方が次に直面するのがこの実技試験。

どの分野を選ぶかで、準備の方向性も大きく変わってきます。
この記事では、3つの試験内容とその選び方について、私の実体験をもとにお話しします。

保育士実技試験は3つから2つ選ぶ

保育士実技試験には、以下の3つの課題があります。

  • 音楽に関する技術
    幼児に歌って聴かせることを想定して、課題曲を弾き歌いする。
    求められる力:保育士として必要な歌、伴奏の技術、リズムなど、総合的に豊かな表現ができること。
  • 造形に関する技術
    保育の一場面を絵画で表現する。
    求められる力:保育の状況をイメージした造形表現(情景・人物の描写や色使いなど)ができること。
  • 言語に関する技術
    3 歳児クラスの子どもに「3分間のお話」をすることを想定し、子どもが集中して聴けるようなお話を行う。
    求められる力:保育士として必要な基本的な声の出し方、表現上の技術、幼児に対する話し方ができること。

このうち2つを選択するのですが、どれにしようか迷いますよね。
そこで、私がそれぞれの実技に向いていると思う人の特徴をまとめました。

選び方のコツ!私が思う、音楽に向いている人

  • 家にピアノがあり、練習に困らない人
    →ピアノ経験者でも、練習は必須!家にあれば毎日弾けて安心。

  • 実際に保育補助として弾き歌いをしている人
    →これは強い!保育中に課題曲の練習ができちゃう!

  • 人前で歌うのが得意、または恥ずかしくない人
    →声を出す自信があれば、気持ちを込めて表現できる。

  • あまり緊張しない、いつも通りの実力が出せる人
    →これも大事。気負わず、リラックスできる人は本番に強い。

私はというと、実家にピアノがあるものの、自分の家には当時小さなおもちゃのピアノしかありませんでした。
保育園のオルガンを鳴り響かせて練習する度胸はない。
そしてめちゃくちゃ緊張するタイプなので、声が裏返りそう!

というわけで、音楽は候補から外れました。

選び方のコツ!私が思う、造形に向いている人

  • 絵を描くことが好きな人(得意じゃなくてもOK)
    →好きだと練習も苦にならない!丁寧に描けることが大事。

  • 時間配分や段取りを考えるのが得意な人
    →時間制限があるから、構図をどうする?何から描く?と考える力が必要。

  • 細かい作業が苦手じゃない人
    →塗り残しなく、細部まで描き込むと仕上がりがランクアップ!


私はもともとお絵描きは好きだったし、計画立てるのも得意なので
「これはいけるかも?」と思いました。

選び方のコツ!私が思う、言語表現が向いている人

  • 子供に読み聞かせしたことがある人
    →絵本の抑揚や声の出し方がイメージできる人には強み。

  • 暗記が得意or台本を覚えるのが苦じゃない人
    →一字一句じゃなくても流れをちゃんと覚えて話す必要あり。

  • 演じるのが好きな人、人前で話すのが苦手じゃない人
    →表情やジェスチャーも大切になるから、多少の演技力も必要。


私は実際に0歳と2歳の子育て真っ最中だったので、
「子供相手に練習できる!一石二鳥」と思い、言語に決めました。

まとめ

実技試験は、全部を完璧にこなすよりも、「自分に合っているか」「自分らしさが出せそうか」で選ぶのが大切だなって、私は思いました。
特に、子育てしながらの練習だと、子供たちも一緒に楽しめるとベスト!

うちの子たち、何回も何回もおむすびころりんを聞かされて、最後のほうは聞いてくれなかったですが。それもまた良き思い出・・・(笑)


次回は、造形と言語それぞれの対策や使った道具などを紹介していくので、
よかったらのぞいてみてください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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